310

アラームとアラームの間、10分毎に訪れる眠りに落ちる手前の甘い心地を、手放すまいと惜しんでねぶる。やがて起きる時間がくる。すこし胃が重い。昨日の枕酒のせいだ、眠い。

家から出る、外は晴れ。耳につくのは静寂で、目にするものは青ばかり。

無心で自転車をこいでいると体が火照る。少し脇が汗ばんで、いいぞ、と思う。なにがいいのかは、わからない。番の梅はだいぶ散って、すっかり貧相になってしまった。

朝ごはん、コロッケが挟まったパンとコーヒー。
お昼ごはん、カップの台湾混ぜそば。
晩ご飯、ラーメン荘歴史を刻め、豚ラーメンニンニク抜きアブラカラメマシ。