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ある夢をみて少し動揺する。しかしいささかの動揺は、些細な刺激で高揚へと転じる。今日も相変わらず寒い。

昼、モンスーンカフェでナシゴレンや生春巻きを食べる。たくさんお話をして楽しい。冷たい紅茶が美味しくて、3杯飲んだ。上階なので雑踏が遠い。店内を満たす調理場の作業音や客たちのさざめきはフラットで、どこか夢心地だった。
久しぶりにロンドンティールームに行った。ふわふわのスコーンはほんのり甘くて、美味しかった。ぽろぽろ崩れて、うまく食べられなかった。
スタバのブレンドコーヒーが100円でお代わりできるということを教えて貰った。覚えておこう。

よくわからないけど、ある程度の繰り返しや充足を覚えたときに、全て手放してしまいたくなる。それは倦みではなく、清々しい、躍動への期待。明日には新しい、まっさらな自分になっていればいいなと思う。奥井亜紀の窓という曲がとても好きで、ちょうどそんな感じ。ねむりが総て攫ってくれればいい。